2012年 6月4日
京都マイクロコンピュータ、Cortex-A9 Dual Core 1.2GHz 搭載、
小型で低価格の高機能評価ボードKZM-A9-GT を発表!
京都マイクロコンピュータ株式会社
京都マイクロコンピュータ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:山本彰一)は、本日、ARM Cortex-A9 Dual Core 1.2GHz (ルネサスエレクトロニクス社製 R-Mobile APE5R)を搭載、Linux付属、小型で低価格の国産製評価ボード、KZM-A9-GTを発表しました。当評価ボードには、Linux カーネルソースとバイナリ、ツールチェーンが付属しているので、ご購入後すぐにARM Cortex-A9 Dual Core の評価が可能です。
また、当社製JTAG ICE、PARTNER-Jetと本ボードを組み合わせて利用することにより、高性能のARMプロセッサであるCortex-A9に最適な開発環境をご提供します。KZM-A9-GTの標準価格(税抜価格)は、マルチタッチ対応LCD付属で98,000円です(ボード本体、サポートCD(Linuxカーネルソースなど)、ACアダプタ)。なお、KZM-A9-GTは、本日 2012年6月4日より受注開始、順次出荷いたします。
KZM-A9-GTのCPUには高性能ARMプロセッサCortex-A9 Dual Core 1.2GHz が搭載され、大容量のL2キャッシュを介してメモリに接続されます。またSD、USB、LAN、マルチタッチLCDなど豊富なペリフェラルを搭載した高機能評価ボードです。さらに、当社製JTAGデバッガPARTNER-Jetとあわせて使用することにより、マルチコアやSMP、Linuxの効率的なデバッグが可能になります。
PARTNER-Jetは、ARM CoreSightデバッグアーキテクチャや、NEON命令、Thubm2などの最新のARM v7アーキテクチャにも対応しており、ARM Cortex-A9を最大限に評価できます。ARM Cortex-A9 Dual Core またはLinuxを用いたシステムの試作・評価やLinux/ARM Cortex-A9 Dual Coreで動作するミドルウェアの開発などご利用いただけます。
KZM-A9-GTの主な仕様は以下の通りです。
CPU
ARM Cortex-A9 MPCore Dual 1.2GHz (ルネサスエレクトロニクス社製 R-Mobile APE5R)
ARM v7 アーキテクチャ、NEON、Thumb2対応
L2キャッシュ512KByte
メモリ
Internal Media SRAM 1.5MByte
DDR2 512MByte
NOR Flash 64MByte
eMMC NAND 4GByte
ペリフェラル
5インチマルチタッチ対応LCD/ SD/ microSD/ USB/ LAN/ UART/ AUDIO/ JTAGデバッグコネクタ
電源
ACアダプタ(DC5V 専用アダプタ)
サイズ
224mm x 120mm
製品の詳細につきましては、
http://www.kmckk.co.jp/kzma9-gt/index.htmlをご覧ください。
京都マイクロコンピュータ株式会社について
京都マイクロコンピュータ株式会社
(www.kmckk.co.jp)は、1985年の設立以来、組み込み開発環境の充実と効率化をテーマに製品の開発を行ってきました。超高速JTAG ICEとデバッガソフトを組み合わせたPARTNER-Jetシリーズをはじめ、コンパイラなどの開発環境と評価ボード類を軸に、常に組み込み開発を支援する先進的な製品を提供しています。
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