ニュースリリース:京都マイクロコンピュータ株式会社が Eclipse Foundation Add-in Providerに参加
2006年1月24日
関係者各位
京都マイクロコンピュータ株式会社
京都マイクロコンピュータ株式会社(代表取締役社長:山本 彰一 京都府京都市、略称:KMC)は、世界的に普及している統合開発環境Eclipseの開発母体であるEclipse FoundationにAdd-in Providerとして参加したことを発表いたします。Add-in Providerとしての参加により、弊社主力商品のJTAG ICE: PARTNER-Jetとの連携をさらに深めていく予定です。またPARTNER-Jet用デバッガソフト PARTNER のユーザインターフェースの大幅改善とEclipse対応が施されたバージョン5を2006年春にリリースする予定です。
KMCでは早くからEclipseの急速な普及に着目し、昨年7月、「Eclipse for PARTNER Cross DevKit」 (
http://www.kmckk.co.jp/eclipse/index.html)を作成し、Eclipseから弊社製のJTAG ICE:PARTNER-Jetを利用できるようにいたしました。EclipseとPARTNER-Jetの連携によって、PARTNER-Jetの機能を使用できる組み込み用の統合開発環境が実現しました。
EclipseはEclipse Foundation (
http://www.eclipse.org/) にてオープンソースプロジェクトで開発が進められている統合開発環境で、大規模開発・大規模チーム開発への対応、バージョン管理機能、メソッド名の自動展開、ビジュアルなDiff、plug-inによる機能拡張、グラフィカルユーザインターフェースを備えたデバッガなどから構成されます。
KMCは2006年春にデバッガソフト PARTNER のユーザインターフェースを大幅に改善したPARTNERバージョン5をリリースします。バージョン5では大規模ソフトウェアのデバッグを快適に行える機能や、ユーザインターフェースのカスタマイズ機能などの追加が施されています。また、Eclipseとの連携機能を強化し、Eclipseに不足しているリアルタイムトレースの表示機能など組み込みソフトウェア開発に必要な機能を提供いたします。
Eclipse Foundation, Inc.のExecutive DirectorであるMike Milinkovich氏は「私たちは京都マイクロコンピュータ株式会社(KMC)がEclipse Foundation のAdd-in Providerに参加されたことを誇りに思います。Eclipseは組み込み開発者のためのツールプラットフォームにも適した設計になっております。EclipseコミュニティへのKMCの参加を歓迎いたします。」とコメントしています。
PARTNER-Jetは、1つのJTAG接続でマルチコアCPUに対応したデバッグが可能な、KMCのフラッグシップ超高速JTAG ICEです。
開発ホスト:Microsoft Windows 2000/XP
製品URL
動作環境等の各種情報は公式サイトをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
京都マイクロコンピュータ株式会社 広報担当 小林
京都マイクロコンピュータ株式会社について
京都マイクロコンピュータ株式会社は、1985年の設立以来、開発環境の充実をテーマに製品の開発を行ってまいりました。先進のJTAG ICEとデバッガソフトウェアを組み合わせたPARTNER-Jetシリーズをはじめ、ROMインサーキットデバッガ、コンパイラなどの開発環境とCPUボード類を軸に時代のニーズに応える製品群を開発・販売しています。
主力製品PARTNER-Jet(2003年11月発売)/PARTNER-JetM(2004年8月発売)は、Linux搭載機器の開発など、最先端の組み込み開発環境に強力なデバッグ機能を提供するJTAG ICEです。PARTNER-JetMは200MHz以上の高速トレースクロックに対応し、10MBytes/Sec以上の最大ダウンロード速度を実現した、エミュレーションメモリユニット付属の高性能JTAG ICEです。
本社
| 〒610-1104 京都市西京区大枝中山町2-44 TEL: 075-335-1050
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東京オフィス
| 〒105-0004 東京都港区新橋2-14-4 Rビル5F TEL: 03-5157-4530
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URL
| http://www.kmckk.co.jp/
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設立
| 1985年4月
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代表取締役社長
| 山本 彰一
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